交渉術

STEP1.コピーライターになるためには?〜まず名乗ってしまおう〜

STEP1

さて、これから「コピーライターになりたい」というあなたに対して
僕自身の経験を踏まえて「コピーライターになる方法」を説明していこう。

とは言ったが「なる方法」なんてない。なればいいだけだ。

したがって、コピーライターになりたいと思ったあなたが
「するべきこと」という観点で話していこう。

「障壁は何も無い」ということを知る。

今から2年半ほど前。

僕はコピーライターになると決めた当時は実績として
掲げられるものなんて一切無かった。当たり前だけど。

その直前までは営業をやっていたから
「セールス」という意味では経験があった。が、

『ネット上で商品を売るコピーライティング』の
専門的な勉強や実践訓練などはほとんどしたことがなかった
(ブログを多少書いていたくらい)

けど、なんとなく「自分は出来そう」と思ったから
さっさとコピーライターとしてのスタートを切った。

つまり、いきなり案件の獲得を試みた。

いまになって考えてみるとこれが良かった。

コピーライターは資格が必要なわけではない。
ライティングスキルの証明書があるというわけでもない。
当然、試験もない。

つまり、コピーライターになるための公的なハードルは一切存在しない。

だからこそ多くの人はコピーライターとして名乗ることに戸惑ってしまう

「自分は大丈夫かな?」と心配する。
誰かに聞きたがる。自分のことにもかかわらず。

10人中8、9人くらいは「許可」や「同意」、「応援」を他人に求める


「自分はコピーライターとして活動しても大丈夫ですか?」
「クライアントを獲得してもいいのでしょうか?」
「もし、取れた仕事をこなせなかったら…?」

と質問をして不安をなんとか消そうとする。

が、実際にはやってみないとわからない
行動を起こすまでは不安が消えることはない。

…というよりも

『迷っているくらいならさっさとやればいいのに』

僕はいつもこう答える。

今言ったように、コピーライターになるための資格や試験が
あるわけではない。それなら自分で「なる」と決めるしかないのだ

「コピーライターになること」を『自分自身が決める』以外に
あなたがコピーライターになる方法はない。

また、自立して1人でビジネスをしていこうというなら
ここがスタートラインになる。

自分で何か事業を始めようとする時
「誰かの許可・承認・応援が無ければ行動できない」というのなら
はっきり言って成功なんて不可能だと思ったほうがいい。
(これはコピーライターに限らず)

だからこそ、スタートラインでの意識の持ち方が大事になる

月に数万円程度稼ぐ「副業ライター」なら話は別だが
コピーライターを本業として稼ぎたいのであれば
行動力・決断力が成功のカギになる。

障壁は何もない。ただ、スタートは自分で切らなければならない。

だからこそ、上手くいけばリターンも大きい。

プロ意識を持つ

あなたがコピーライターになろうとする上で
資格や試験等の準備は何も要らないが、

たった1つだけ“必ず持たなければならないモノ”がある。

それは決意だ。

簡単にいうと「プロ意識」を持たなければならない。

「SOHOのライターさんに仕事を依頼したことがあるけど
仕事のクオリティは悪くないのに連絡が取りにくくて大変だったよ…」

これは僕の知り合いの経営者の言葉だ。

ここからわかるのは、ライターに仕事を依頼する際に
クライアントが重視するのは「仕事に対する姿勢」だとわかる。

クライアントとの関係性を築いたり、業務の報告をしたり…

プロ意識があるとないとでは至る所に違いが出てくる。

だが、その「仕事に対する姿勢」がプロではない人が大半なのだ。

当然、そんな人には誰も仕事を頼みたいとは思わない。

「仕事が取れない!」と悩む人はたくさんいるが、

仕事を獲得することが出来ない原因は多くの場合
「スキルレベル」ではなく「意識レベル」にある。

月に数万円稼ぐような、本当にお小遣いレベルの仕事なら
プロ意識を持っても持たなくてもそこまで収入に差はないかもしれない。
(とはいっても、少額だとしてもお金をもらう以上はプロ意識を持つべきだ)

だが

あなたが本格的にコピーライターとして活躍したいという
野心を持っているのであれば、プロ意識は必須になってくる。
では、『プロ意識』とは具体的に何だろう?

たとえば…


・常にクライアントに対して最高の価値を提供する
・クライアントが求めているものの1ランク上を目指す
・自分のスキルを常に磨き続ける
・他の人間にはできない仕事を目指す
・相手のためになるのなら時にはNOを言う

などなど、これは僕の考えなので絶対ではないが、あなた自身も
「プロ」という言葉のイメージを常に自分の中に投影していこう。

ちなみに、「納期を守る」や「連絡がつくようにしておく」は
プロ意識でも何でもなく、当たり前のことだ

クライアントへの売り込みの際に

「納期はしっかり守ります!」
「音信不通にはなりません!」

と言ったりすることは
「自分にはプロ意識がありません!(当たり前のことも意識しなければできません!)」
言っているようなものなので注意しよう。

見切り発車をしよう

ここまでは、言わば『気持ちの準備』だ。

プロのライターになる気持ちの準備ができたら、いきなりだが
すぐにでも具体的な行動を起こしてみよう。

・周りにいる「ライティングを必要としている人」に声をかける
・ネット上でライター登録をする
・名刺を作る

等など。仕事に繋がりそうなことをまずやってみよう。

案件をこれから獲得しようとする上で「これまでの繋がりを活用する」というよりは
『新規で人脈を広げていく』場合は最初に名刺を作ってしまおう

僕も初案件を獲得する前に名刺を作って、それを配り歩いていた。
(真夏の、スゴく暑い日だった…)

注意して欲しいのは、コピーライターになりたいからといって
コピーライティングの勉強だけに終始してしまわないように。

コピーライティングは非常に奥が深く、はっきり言って勉強に終わりがない。

だから、勉強は「普段からする」のと、あとは実戦の中で学ぶ意識を持とう。
(実戦では、本やマニュアルで勉強する以上の様々な経験が得られる)

世の中では
「知識豊富なライター」よりも『実戦経験豊富なライター』が求められる
覚えておこう。

まず、あなたがすることを簡単にまとめると…

やるべきこと

・だれでも・いつでもコピーライターになれることを理解する
・「今」この瞬間にプロのコピーライターになることを決める
・プロとしての意識を持って、仕事を獲得する(勉強は随時)

キーワードは『見切り発車』

あなたが最初にやることはたったこれだけだ。

あなたはいつでも「好きなとき」に
コピーライターとして自立することができる。「今」この瞬間からでも。

特に複雑なことは何もない。仕事を獲得するというのは
あなたが思っているほど難しくはない。

タイミングが来たと思ったらすぐにでも行動を起こしてみよう。

「クライアントの商品がありきたりすぎてコピーが書けない…」そんな場合は?

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「セールスレターを依頼されて書こうと思ったんですけど、
 クライアントに商品を見せてもらったらフツウ過ぎて
 全然良いアイディアや切り口が思い浮かばないんですよ!

 こういう場合ってどうしたらいいんですかね…?」

これはある時、僕が指導しているコピーライターから受けた質問だ。

こんなとき、あなたならどうするだろう?

どうすれば「売れるレター」を完成させ、クライアントの売上を
大きく上げることができるだろうか?

僕らコピーライターはクライアントの商品やサービスがより魅力的に
伝わるように、日々アイディアやテクニックを学んでいる。

だから、クライアントの商品がどんなものだったとしても即座に
『売れる切り口』を見つけられるか?と言われれば決してそうではない。

苦しい商品

なんとかウマいコピーを考えようとしても
商品に特徴がなく、何か強みがあるわけでもない…。。。

そんな商品は思いのほか多い。

特に、商品に思い入れが強いクライアントの場合は「別のものを」といった
話にもなかなかならない。(むしろ大抵のクライアントは自分の商品が大好きだ)

では、そんなときはどうするか?

・誇大広告にしてしまうか?
・やむを得なくウソを書いてしまうか?
・「書けない!」と諦めてしまうか?

もちろん、そのどれでもない。こんな場合、「売れるコピー」を
完成させるために最も有効だと思える、尚且つ現実的な方法は

提案する

「提案」することだ。

コピーでは「ないもの」は書くことができない。
できるということであればそれはウソをつくということだ。

当然、ウソをつこうものならクレームの嵐が待っている。
(そもそもクライアントが許さないだろう。。)

では、「売れるコピー」を書くために大事なことは…
単純明快、「売れる商品」を用意すればいいだけの話だ。

厳密にいうと、『売れるオファー』を作ることが重要になる。

だからそうなるように、クライアントに提案すればいいのだ。

もちろん、クライアントが持つ商品そのものを変えることはできない。
だが、その商品を

・いくらで
・どのようなサポートで
・どのような保証をつけて
・どのような特典をつけて売るのか?

これらは、変えることができる。つまり
オファーを構成する「商品以外の部分」をこちらから提案するのだ。

競合と見比べて、顧客をリサーチして、『売れるオファー』を
生み出すことができれば、それ自体が『切り口』になる

「どう言うか」よりも「何を言うか」がコピーでは重要だ。

「何を言うか」の「何」が魅力の無いオファーであれば
当然、どう言おうが魅力的にはなり得ない。

「売れる商品」「売れるサービス」を作るところから
サポートできるコピーライターになることができれば
あなたはクライアントにとって必要不可欠な存在になれるだろう。

クライアントの商品を「ただ書く」だけのコピーライターに価値はない。
『より売れるための提案』ができるコピーライターになろう。


P.S.

当然、クライアントの中には「商品そのものを変えることもいとわない」人も
存在する。その場合は商品含めて、オファーを見直すということが可能になる。