桃太郎に出てくるおばあさんは最強のコンテンツメイカー

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『顧客にとって魅力的な商品を作り出すこと』…

これは僕らビジネスをする人間にとって永遠の課題です。
 
 
それはいうなれば桃太郎に出てくる「おばあさん」を
目指すようなものだと言ってもいいでしょう。 
 
 
どういうことか意味がわからないと思いますので
1から説明していきたいと思います。
 
 
 
まず、桃太郎の世界には「オニ」がいます。

「鬼退治にいくぞ」という言葉が彼の口からすんなりと出てくるあたり、
あの世界では「オニ」というのは当たり前に存在する生き物なのでしょう。
 
 
人々の生活を脅かすオニは、それはきっと
尋常じゃない腕力を持っているに違いありません。
 
 
もしかしたら金棒などの武器をブンブン振り回して
人間たちの村を荒らし回っているのかもしれません。
(ことわざにある通り、金棒を持ったオニはやっかいです)
 
 
普通の人間では太刀打ちなんてできっこありません。
 
 
ましてや、「桃から生まれた」という
人間かすら怪しい桃太郎がオニに叶う道理などありません。
 
 
それでも彼はオニを退治することに
溢るるばかりの情熱を注いでいたのです。

桃と鬼にはなんの接点もないというのに。。。
 
  
そして、いざ鬼退治に出かけたとしても
「仲間は途中で集める」という無計画性。
 
段取り八分が重んじられる社会人だったら失格です。
 
 
それでも彼はおばあさんがこしらえてくれた
きびだんごをエサにして仲間を作るという機転の良さを見せます。
 
 
ただ、このきびだんご…実は物凄いチカラを秘めているのです。
 
 
いいでしょうか、あの時代にいた鬼たちは残虐非道な存在。
それこそ立ち向かうのであれば生死を問して戦いに臨まなければなりません。

 
にもかかわらず、彼の仲間になったイヌ、サル、キジに
与えられたのは「きびだんご」たった1つ

これは彼らの間で 
 
命ときびだんごは交換条件に値する

という合意がなされたことを意味します。

普通に考えればたった1個のだんごで「命を賭けろ」なんて
正気の沙汰ではありません。
現代でいう「ブラック」企業が真っ白に見えるレベルです。
 
 
 
しかし、動物たちは「きびだんごを1個くれたらおともしますよ」
快く了承しているのですから驚きです。
 
 
こちらをご覧下さい。

桃太郎さん、桃太郎さん、お腰につけた黍団子、
一つわたしに下さいな。

やりましょう、やりましょう、これから鬼の征伐に、
ついて行くならやりましょう。

行きましょう、行きましょう、
貴方について何処までも、家来になって行きましょう。

(Wikipediaより)

鬼の討伐に誘ったのは桃太郎ですが動物たちはそれを了承するばかりか、
「家来になってどこまでついていく」と“自分から”言うではありませんか。
 
それほど、動物たちにとってきびだんごはいわば麻薬に近い魅力があったのでしょう。
 
 
そして「一生社畜宣言」をした動物たちを引き連れて桃太郎は
アウェーである鬼ヶ島に侵入、あっさりとオニ達を退治することになります。
   
   

山場もなくエンディングを迎えたこの話ですが、この話の中で最も注目すべきは
動物たちに【きびだんご1個で一生社畜宣言】をさせてしまうきびだんごの悪魔的魅力。
 
これには畏敬の念すら覚えます。
 
 
そして、そんなきびだんごを作ったおばあさんは
類まれなるコンテンツメイカーと呼べるでしょう。
  
 
この物語の立役者は間違いなく彼女です。

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