マーケッターが考えた駅の地下通路に貼ってあった整体院のキャッチコピー

a1840_000010

 

 

肩甲骨からしっかりと。

 

このキャッチコピーは駅の地下通路に
貼ってあった整体院の広告だ。

 

 
「すべての健康の始まりは肩甲骨から始まるのか?
だとすれば、先ずは肩甲骨から
しっかりとケアする必要があるな~」

 

 

きっと体に対しての(解剖学的な)知識がない人にしてみたら
少なからずこのように考えるだろう。

 

 

だが、体の構造に詳しい専門家や治療家側から見れば
「すべての健康は肩甲骨から始まるって?んな馬鹿な!」となる。

 

 

■なにを抜かしてやがるんだ。

■んなわけね~だろ。

■おいおい、言いきっちゃて大丈夫なのかよ。

 

 
きっとこんな感じで、治療家それぞれに
独自の意見が生まれてくるのは、いたしかたない。

 

 

なぜなら彼らは、クリエイターだからだ。
(※整体師として働いていたときの自分はまさにこんな感じだった)

 

 
彼らは徹底的に細部にこだわり、譲れない何かをもっている。

 

 

だが時に、このクリエイター特有の
コダワリの部分が邪魔になるときがある。

 

 
彼らの局所的な部分においてのスキルは
目を見張るものがあるが、全体像を
見渡す力に乏しいことがよくある。

 

 

体を治すという部分において類まれなスキルがあっても
お客さんを呼び込むという部分には滅法弱いところがある。

 

 

つまりはマーケティングができないが故に
本来もっている爆発的な能力を引き出せずにいるのだ。

 

 

さきほどの肩甲骨の広告だってそうだ。

 

 

あれは、完全にマーケッターが作った広告である。

 

 

あの広告を作った目的は
客を呼び込み、整体院の売り上げをあげるため。

 

 

だから、「わかりやすさ=肩甲骨」が必要だった。

 

 

顧客にしてみれば、難しいことは後回しでいい。

 

 
まずは自分の体の不調を肩甲骨のせいにして
そこを改善していけば体が楽になると信じたいのだ。

 

 

だから、あの手の広告がいちばん訴求できるし
なにより売り上げがいちばん上がるから使った。

 

 

たったそれだけのことである。

 

 

患者側からしてみれば、手技のテクニックや
専門的な用語なんて気にはしていない。

 

 

治りさえすれば、あとはどうでもいいのだ。

 

 

私はなにもマーケッターは
クリエイターよりも偉大で優秀な人物だと
言っているわけではないので誤解しないでほしい。

 

 

マーケッターはクリエイターなしでは
食っていけないし、その逆もまた然りである。

 

 

クリエイターとマーケッターが手を組めば
今まで以上に売り上げをあげることができる。

 

 

だからこそ、それぞれの
役割を分担したほうが断然いい。

 

 

優れたマーケッターは能力のあるクリエイターを渇望し、
カリスマクリエイターは自分の素材を
引き出してくれるマーケッターを求める。

 

 

もっと細かい話になってくると
■マーケッターは左脳寄り■クリエイターは右脳寄り
よって均衡を取るためにも丁度いい、みたいなことになってくるが、
この話をすると長くなるので、ここでは割愛させて頂く。

 

 

まとめ:

クリエイターはマーケッターに集客を任せよう。
マーケッターはクリエイターを縛らないようにしよう。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*