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コピーライターとして結果を出すためにぜひ知っておきたいルールと基本原則32 | コピーライター漂流記

      2016/10/28

コピーライターとして結果を出すためにぜひ知っておきたいルールと基本原則32

 

この記事を書いている人 - WRITER -


北海道出身。六本木で働く時給800円のバーテンダーからセールスコピーライターに転身、クライアントへの累計売上20億円を達成した後、現在は自由気ままなストレスフリーの人生を構築中。
詳しいプロフィールはこちら

菅又啓太

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北海道出身。六本木で働く時給800円のバーテンダーからセールスコピーライターに転身、クライアントへの累計売上20億円を達成した後、現在は自由気ままなストレスフリーの人生を構築中。 詳しいプロフィールはこちら

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「コピーライティング」には色々な考え方があるが、まず大枠として
『セールスをするための文章を書くスキル』と考えておけば問題ない。

インターネット上にはコピーライティングにおける様々なノウハウが掲載されているが
中には「実戦では使えないもの」も少なくない。ここで公開するのは僕自身が
勉強と実践の中ですり合わせてきたコピーライティングにおけるルールと基本原則だ
ここではコピーライターとして最低限これを抑えておこう、というものを挙げてみた。
巷で言われていることとは真逆の主張もあるが、見解の1つとして参考にしていただきたい。

1. コピーライティングは魔法のスキルではない

インターネット上では、コピーライティングは「魔法のスキル」と度々表現される。
その表現からコピーライティングは幻想を抱かれやすいが、実際には

「売り上げを上げるための文章を書くスキル」

“だけ”のスキルであり、それ以上でも以下でもない。

また、コピーライティングは身に付けようとすれば誰でも身に付けられる。

多くの場合「自分には無理だ」「文章を書くのは苦手だ」という
セルフイメージが最もコピーライティング習得の邪魔をしている。そして
使いこなせるようになれば当然、事業の売り上げを大きく伸ばすことが可能になる。

多くの人は「売れる文章を書く」という習慣を持たないため
コピーが書ける=「特殊な能力」と思いがちだ。

だが、読者に読んでもらい、行動を促すちょっとした知識と、あとは修練次第で
コピーライティングは誰でも身に付けられるものだということを覚えておこう。

2. 結果が全てだということを知る

コピーライティングを勉強していくと、同じ「コピーライティング」という
スキルであるにもかかわらず人によって考え方が大きく異なることに気づく。

すると「何を信じればいいのか?」と、迷いがちだが、実際には
「こうしなければならない」と考える必要はない。

なぜなら、コピーライティングの目的は結果を出すことだからだ。

逆に言えば、テクニックをふんだんに使い、書くのに多大な労力と長い時間を
費やされたコピーでも商品が売れなければそれは何の価値も無い、ということになる。

取り組んでいるビジネスの形態、業種、顧客の属性、そしてあなた自身。
あらゆる要素が絡み合い1つの結果が生まれる。

だから、ノウハウ上はタブーだったとしても、実際にやってみると
結果が出てしまった…なんてこともきっとある。

そのときは「結果が出たのだからそれでOK」と割り切って考えよう。
答えは常に結果の中に隠されているのだ。

勉強して、知識が増えてくれば来るほど迷うかもしれないが、その時に思い出そう。

結果が出ていればそれでいい』。

3. 3つの基本原則を守れば売れるコピーは書ける

コピーライティングには「3つの基本原則」と呼ばれるものがある。
それが【誰に】【何を】【どのように】だ。

はっきりいってしまうと、この3つをしっかり理解すればテクニックは
使わなくても十分に反応が取れるコピーを書ける。

また、どのようなテクニックもこの3つの要素に基いて説明することができる。

・誰に
・誰に向かって書いているのか?
・あなたのコピーを読む人(ターゲット)は誰か?

を明確にする。

・何を
・あなたは何を伝えようとしているのか?
・読者にどのような行動を取ってもらいたいのか?

を明確にする。

・どのように
いわゆる「テクニック」と呼ばれるものはそのほとんどが
この「どのように伝えるか?」という表面的な部分。

上の「誰に」「何を」を明確にした状態で書かれたコピーは
テクニックを使わなくても十分に反応が取れるということを覚えておこう。
これはコピーライティングで結果を出せば出すほど腑に落ちてくる部分だ。

4. コピーライティングにおける3つの壁+α

コピーライティングを少しでも勉強したことがあるのなら
「3つの壁」の話を聞いたことが一度はあるだろう。

それが、「読まない」「信じない」「行動しない」という3つの壁だ。

コピーを書いたとしても、その文章は


・読者から進んで読まれることはなく

・読まれたとしても信じてもらえず

・信じてもらえたとしても思うように行動してもらえない。

それだけ読者は普段から多くの情報に囲まれて過ごしているのだ。

したがって、どうすれば人は「読む」ようになり
どうすれば読者から「信じて」もらえて
どうすれば読者を「行動」させることができるのか?

常にこの壁を突破するべくコピーライティングを考えていく必要がある。

厳密に言えば、情報が溢れるインターネットにおいて
「自分が発信した情報を見つけてもらえない壁」

コンサルティング等の一部のビジネスでは
「商品を実際に購入した後に行動を辞めてしまう壁」という

さらに2つの壁が存在することを覚えておこう

5. 理由をつける

読者は基本的に広告(コピー)というものを疑っている。


「本当に宣伝通りの効果が得られるのか?」
「これを買うという決断をするのに十分な根拠はあるのか?」
「もっと他に良いものがあるのではないか?」

あなたがどんなに自社の商品を強くアピールしたとしても、それを
読者に信じてもらえなければ何の意味もない。

だから、あらゆるコピーには「理由」が必要になる。

何か1つ主張をしたら、その主張における理由を必ず伝えるようにしよう

特に、見込み客にとって「好条件」のものにこそ理由が必要になる。
(例.今だけ半額!→なぜ?その納得できる理由を述べる)

「理由」があれば、説得力のあるコピーを書けることを覚えておこう。

6. ウソをついてはいけない

これは当然と言えば当然のことだが、ウソをついてはいけない。
(その商品では得られないメリットやベネフィットを語る、など)

コピーライティングとは「売る力」のことだが、それとは別に
「商品」や「サービス」そのものの質を常に高めていく努力は怠ってはいけない。

商品を買う直前の見込み客を期待させればさせるほど、商品を
買った後の『質』が求められる。そこに差があればクレームに繋がる。

極端な話をすると、初めてあなたの商品を買うという見込み客には
コピーが良ければ売ることができる。が、2回目以降買ってもらうためには
商品の質が優れていなければならない。

むしろリピート客は、あなたの商品を実際に一度手にとっているのだから
コピーは最低限で構わない。長期的なビジネスは「商品力ありき」なのだ。

7. コピーに不可欠な集客

ビジネスの売り上げは「単価」「顧客数」「取引回数」で決まる。
これはあのジェイ・エイブラハムが言った、「売り上げを決める3つの数字」だ。
つまり、コピーライティングだけでビジネスの売り上げが決まるわけではないのだ。

「顧客数」、つまり集客はビジネスにおいて最も重要な要素だ

どれだけ優れた商品をどれだけ強力な販売手法で売ろうとしても
売る相手がいなければ1円の収益も発生しない。

逆に単価が安く、コピーが多少ヘタだったとしても
圧倒的な集客力があれば、ビジネスが潰れてしまうことはない。

コピーライティングは「集客力」があってこそ抜群の効果を発揮することを覚えておこう。

8. 客観と主観のバランスを取ろう

多くのコピーライターはこの客観と主観、どちらかに偏ったコピーを書く傾向がある。
当然、それぞれメリットとデメリットが存在する。

客観的コピー…証拠やデータといったものを活用して、論理的に見込み客を説得していく。
わかりやすく、そして信用されやすいコピーと言えるが、「熱」が無くなりやすい。

人が何かモノを買うとき、当然その商品の質は大きな選択基準になるが
もちろん、それだけではない。それが販売者の「熱意」や「理念」だ。

同じような商品が2つあったら、より熱意がある方、より共感できる理念を持つ
販売者の商品を買うのが人間だ。熱意は購買における選択基準になるのだ

一方で、主観が強過ぎると、熱はあるが見込み客のことを置き去りにした
「ひとりよがりな」主張をしてしまいがちだ。こうなると
「アツいんだけど、気持ちが空回りしてしまっているイタイ人」になってしまう。

どちらに偏るのでもなく、バランスが取れたコピーになるように
書いたあとは忘れずにしっかりチェックしてみよう。

9. リサーチで8割決まるのは揺るぎない事実

どれだけ文章を書く能力があったとしても「知らないこと」は書くことが出来ない。

例えば、自分のこれまでの人生について話すことは誰でもできるが、
昨日飲み会で隣りに座っていた人のことを同じように話せるか?と
言われたらまず不可能だ。

コピーライティングにおいて「リサーチで8割の結果が決まる」と言われるが、むしろ
リサーチこそが全てと言っても過言ではない。

昨日知り合った人のことを自分事のように話せるくらい
商品のことを「知る」ことが出来れば、魅力的なコピーを書くための準備は万全だ。

また、リサーチといったら商品のリサーチ(これはどのような商品なのか?)だけを
思い浮かべる人がいるかもしれないが、それでは十分とは言えない

売るものは商品だとしても、その商品の生みの親や商品が誕生した経緯など
バックボーンをしっかり把握することが大事になる。

コピーライティングは0から1を生み出すクリエイティブではなく、
すでに存在している商品を要素ごとに1や10といったカテゴライズ
(名前をつけて整理)をして『適切に組み合わせる』スキルと言える。

リサーチこそが売れるコピーを書くために必須のスキルだと覚えておこう

10. コピーライティングは「売りつける」ことではない

コピーライターの仕事は「売りつけること」ではない。

確かに、コピーライティングのスキルを使えば、本来ならその商品を
必要としていない層にも商品を売ることが出来てしまう。

だが、それをやってしまうと後から、クレームに繋がってしまう

大事なことはその商品を「必要とし得る人」に、本人が
まだ気づいていない魅力や可能性を伝えること。

その視点を持ったコピーを書けばクライアントだけではなく
商品を買った人からも感謝されるようになる。

無理に売りつけてもそれは長いビジネスにはつながらない。
ニーズを無理やり植え付けるのではなくニーズを引き出すイメージを持とう。

11. USPを見つけよう

コピーを書くにあたり、USPは重要だ。

USPとは【Unique Selling Proposition(=あなただけの強み)】のこと。

コピーを書く際、その商品におけるUSPを見つけるよう心がけよう。

また、商品を売るためのコピーも「他と同じ」は危険だ。

「これ…どこかで見たな」と感じるコピーは思いのほかたくさんある。
それは注意を引くことにはなるかもしれないが、商品を買う理由にはならない。

大事なことはあなたが売っている商品が他の会社の商品と比べた時に
どのように違うのか?
ということだ。

それをリサーチによって発見し、見込み客にストレートに伝えることを意識すれば
売れるコピーはいつの間にか出来上がっているだろう。

12. シンプルに伝える技術を磨こう

多くの人は自分の商品や自分のビジネスを複雑に伝えすぎている

大事なことは「簡潔な表現でストレートに読者に伝わること」だ。

そこで知っておきたいのが
「1マーケット1メッセージ1アウトカム」という言葉だ。

要するに、ある媒体を使って読者にメッセージを伝えるとき、そのメッセージは
シンプルに洗練されたものである必要があり、最終的に促す行動も
同様にシンプルにするべきだ、ということ。

読者は余計なことを考えたくないのだ。
できるなら頭を使わずにいたいと思っているのだ。

余計なものは詰め込まずに、
「パッと見で意味がわかる」コピーを作るように意識しよう。

13. 嫌われることを恐れない

メッセージを書くときに、誰かから嫌われることを恐れてはいけない。

「批判されたらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

「間違っていたらどうしよう…」

そのような恐れはあなたのメッセージの訴求力を落とすことになる。

政治家やPTAのような当たり障りの無いことを言っても
読者が普段見ている風景の中に溶け込んでしまう。

訴求力の強いメッセージを作るヒント…その1つに「トゲ」がある

・トゲのないメッセージには誰も見向きもしない。

・トゲがあるからこそ、人の心に引っかかる。

・誰もが納得するトゲのない主張は、スベって読者の心をすり抜けてしまう。

進んで嫌われることをする必要はないが、誰かの目を気にして
メッセージを書くことを恐れていては優れたコピーは書けない
ことを覚えておこう。

14. 罪悪感を持たない

お金を稼ぐこと、セールスをすることに対して「罪悪感を持ってしまう」という人は
要注意。まずはそれを払拭することから始めよう。

なぜなら、罪悪感を持ってしまうと読者がそれを感じ取ってしまうからだ

当然、売る本人が良く思っていないものをわざわざ買おうとする人はいない。
また、気持ち良くビジネスが出来ない原因にもなってしまうので精神衛生上良くない。

罪悪感を拭うために、まず大事なことは「セールスをすることが見込み客のためになる」という
確信を持つことだ。したがって、質の高い商品を扱うことは大前提だ。

自分が本当に良いと思ったものを販売すること。そして相手のことを深く理解して
ニーズをしっかりと把握した上でセールスをすること。

もし、今扱っている商品が競合と比べて劣っていると感じるのなら
まずは、それを改善(または変更)することから始めるのが一番の近道と言える。

15. 見直し

コピーの完成度を高めるためには見直し(推敲)が必要不可欠だ。
コピーを書いたあとは、毎回必ず見直しをしよう。
その上でポイントを3つ挙げていく。

声に出して読んでみる
見直しをする際、実際に声に出して読んでみよう。声に出すようにして
推敲をすれば、修正の必要な箇所が大体わかる。特に言い回しの不自然さなどは
この方法を行えばほぼ確実に見つけることが可能だ。

推敲を繰り返す
推敲を一度だけやって終了…というのは非常にもったいない。
出来れば二度、三度と繰り返し推敲をするようにしよう。

また、推敲を複数回行う際は間を数日(場合によっては1週間程度)空けると
冷静な視点で見れるようになるので効果的だ。

誰かに見てもらう
誰かに見てもらうことが見直しで最も有効と言っても過言ではない。
特に、そのコピーでターゲットにしている属性の人に見てもらえたら
より客観的な意見をもらうことができる。

以上の方法を使えば、誤字脱字はもちろん、より精読率の高いコピーを
書けるようになる。面倒臭がらずにやってみよう。

16. 素早くコピーを書くために…

どれだけ優れたコピーを書くことが出来たとしても納期に間に合わなければ意味がない。

そこでコピーを素早く書くためのコツを紹介しよう。

リサーチを入念に行う
リサーチが大事だというのはすでにお伝えしたとおりだが
より重要なのは「一度で済ませること」。

執筆とリサーチを同時進行すると、ボリュームがどんどん増えてしまい
収拾がつかなくなる。それを避けるためにもコピーを書き始めたら余計な
情報はいれないようにすることを心がけよう。

まず1行書いてみる
書いたものがすぐに見られるわけではない。
だからまずは1行でもいいから書いてみること。半ば適当でも構わない。

しっかりとリサーチをすれば、言い回しに迷うことはあっても
「何を書けばいいのかわからない」ということは無い。
そのため頭の中から浮かんでくるものをどんどん書いていこう。

書いたものを消して、また書いては消して…と後ろを振り返ってはいけない。
そして後から見直しをすることによって徐々に形を整えていくのだ。

チェックポイント
スピーディーに書いていくと、どこかで穴があるかもしれない。それを避けるために
チェックポイントを予め考えておこう。すべてひと通り書き終わったあとに

「理由は書かれているか?」「熱はしっかりと伝わるか?」

といった具合で振り返るポイントを決めておけば不要な失敗は避けることができる。

以上の方法を使えば執筆スピードが格段に跳ね上がる
素早く書けるようになりたい…と思っている人はぜひ試してみてほしい。

 

17. 自信を持つこと

文章には、書き手の心情が思った以上に反映される。

特に「自信の無さ」は読者は敏感に感じ取る。それを避けるためにも
自信を持って執筆することが大事だ。

自信を持つための方法は色々あるが、例えば商品に対して
曖昧な理解しかしていないのなら、その分メッセージはブレてしまう。

その場合は「リサーチをしっかり行う」等、ケースごとに対処していく。
自信を持って書くためには何が必要か?を考える習慣をつけよう

18. 日本語をしっかり

「コピーライティングに文章力は必要ない」というのが定説になっているが
この認識は非常に危険だ

「小説家のような文章力は必要ない」と言う人もいるが
そもそも「文章力」という言葉が何を指しているのか?それを
説明している人はほとんどいない。

小説家にだって文章のクセや上手い下手はあるし、何よりもその
感じ方は人それぞれ。また、同じ「文章」でもその文字を書く
「目的」はコピーとは全く異なる。

そうすると極論、文章の「書き方」は存在するが
「文章力」というものは存在しないということになる。

ただ少なくとも
「間違った言葉遣いはしない」
「言葉として正しい文章」

これは常に意識するべき。

なぜなら、単純に日本語として「使い方」が明らかに間違っていたり
言葉の意味を誤って理解していたりすると頭が悪く見えるからだ。

頭が悪いと思った人から商品を進んで購入したいと思う人は残念ながらいない

不特定多数が閲覧する広告においては
「誤字脱字が1つでもあると著しく反応が落ちる」というデータがある。

それはつまり、誤字脱字があることによって信頼性を失ってしまったということである。

文章がヘタでも売れることはもちろんあるが、「文章がヘタでいい」と
“認識していること”が非常にもったいないのだ。

大事なことは、書こうと思えば正しい文章を書くことが出来て、時には
“あえて”崩して注意を引く、などといった「コントロール」ができること。

いざ、書こうと思った時に正しい言葉を使えなければ、それだけ
コピーライターとしての仕事の幅が狭くなることを意味する。

「正しい言葉の使い方」についてはしっかり意識を向けるようにしよう。

19. セールスの基本はベネフィット

コピーライティングで最も耳にする言葉の1つが「ベネフィット」である。

先日、靴を買いにいったときのこと。

いくつか店舗を回っていると、あるお店に置いてあった靴で
なんとなく良さそうなものを発見した。

店員さんがやってきて開口一番言い放ったのは…

「これ、自社工場で生産しているんですよ!」

だった。僕は反応に困った。

「自社工場で生産=質が良い」という意味だと思うのだが
その良さが僕にはストレートに伝わらなかった。

これは商品の「特徴」を述べているだけだ。

商品の魅力を伝えたければ「ベネフィット」を伝えなければいけない。
ベネフィットというのはその商品を購入したことで得られる未来のこと。

たとえば、靴のベネフィットを伝える場合、それがヒールが高いものであれば

「スタイルが良く見えますよ」

このような言い方をすることができる。

…つまり、ベネフィットはその顧客にとっての「買う理由」と言える

見込み客が気づいていないメリットや、気になっている部分を先回りして
伝えられるようになれば商品は飛ぶように売れていくだろう。

20. 切り口とメインメッセージ

「あれも出来るこれも出来る」というのはメッセージがブレてしまう原因になる。

商品のコピーを書くときは、1つの「メインメッセージ」となるものを見つけて
それを中心に論理を展開していこう。

お酒を買いに行こうとするときに、家から同じ距離に
「スーパー」と「酒屋さん」があったらどちらへ行くだろう?

きっと多くの人が酒屋さんに行くだろう。それは専門特化しているからだ

あれこれと手を広げるのではなく、たった1つでもいいから
「これだけは負けない!」というポイントがあればそこを押すべきなのだ。

21. 写経をする際に見るべきは…

ぶっちゃけてしまうと僕はコピーライティング初心者のころに写経というものは
ほとんどした経験がない。

だが、ある程度の経験を積んだころに写経を行うようにし、その効果を実感している。
また、他の人が書いたセールスレターを意識的にたくさん見ている。

写経するときもそうだが、他の人が書いたコピーを観察するときは
言い回しやコピーの表面ではなく、「構成」を見るようにしよう。

・全体がどのような流れになっているのか?

・どうしてこのタイミングでこの要素を入れたのか?

…といったことを「書き手」になったつもりでイメージしてみるのだ。
これをすることによって、セールスレターを書く際の構成をすぐに組み立てられるようになった。

ただ、注意として優れたセールスレターを観察することが大事。
質の低いレターを写経しても、正直時間のムダになってしまう。

22. キャッチコピーはビジネスの基本

キャッチコピーは非常に重要だ。これはコピーライティングというよりも
マーケティングの視点で言えることだが、全てのビジネスは

ファーストコンタクトが最も重要になる

読まれることが前提の文章とは違い、コピーは「読ませる」ことが始めの目的になる。

どんなに優れたコンテンツでも見てもらえなければ無いのと一緒なのだ。

したがって、見つけてもらうために、より多くの人の注意を深く引きつけるために
「キャッチコピー」は必ず勉強するようにしよう。

23. 人が動く2つの心理

人が行動するときの根底にある感情は「欲」と「恐怖」と言われている。

つまり、何かを「得たい」という感情と、何かから「避けたい」という感情だ

恐怖からのモチベーションの方が強いと言われているが、実際には
両方の要素を入れるようにした方がより効果的だ。

もちろんこれ以外にも、「マズローの欲求5段階説」をはじめとして、人が
何か行動を起こすときの理由や動機は細かく分けると無数に存在する。

だが、それらは大きな枠で捉えればこの欲と恐怖の2つに属することを覚えておこう。

 

24. 「欲しい!」と「必要!」を理解する

ビジネスではよく「ニーズ」という言葉を耳にする。
そして、悩みを解決できるものがビジネスになると言われている。

これは確かに間違いない。だが、
ただニーズ(悩み)を満たすだけが商品アイデアというわけではない。

ニーズはいわば「必要だ」という欲求だがこれとは別に
「欲しい!」と思わせるようなものが大きなビジネスになることもある。

例えばエンターテイメント(遊び)やギャンブルなんていうのはその最たる例だ。

人は別に遊ばなくても生きていくことができる。だが、必要最低限の
衣食住が揃えば他に何も要らないと思えるのか?と言えば

これは間違いなくNOだ

生命維持をするために絶対不可欠というわけではないものに
人が群がり、お金が集まる。そのような「欲しい」という
欲求(ウォンツ)がビジネスになることを知っておこう。

25. 大事なことは3回伝える

一度言えば伝わるだろうと思ってはいけない。

特に売り手側は商品のことについて誰よりも詳しい。だから
「こう説明すればわかってくれるだろう」と思っている基準と
読者の理解の基準が大きく離れていることがよくある。

そのため、重要と思えるポイントは繰り返し伝えるようにしよう。
最低でも3回、表現を変えながら見込み客に伝えていこう

また、これはクライアントからヒアリングをする際にも言えることだ。

その商品を生み出したクライアントは商品について
強いバイアス(偏見)を持っていることが多い。

したがって、コピーライターは客観的な視点を持って、その商品の魅力を
発掘し、適切に見込み客に伝えることが仕事になる

商品のことを知れば知るほどこの視点が抜けやすくなるので注意が必要だ。
全てコピーを書き終わった後にはしっかり「3回」をチェックするようにしよう。

26. 顧客は「自分が本当に求めているもの」を知らない

ベネフィットにも大きく関連してくるが、顧客の多くは
「自分が本当に求めているもの」を明確に把握していない場合が多い

それを先回りして提案することが出来れば

「そうそう、こんなのが欲しかったんだよ!」

と思わせることができる。これは、その商品が無ければ
気が付くことがなかった『隠れた願望』と言えるだろう。

よく、バックエンド商品を作る際に、アンケートを活用する人がいるが同様の理由から
アンケートが必ずしも優れた企画に繋がるわけではないということになる。

普段から見込み客とコミュニケーションを取るようにして、相手が
心の底で望んでいるものは何か?を探っていくようにしよう。

27. マネタイズ(収益化)を覚えよう

これはコピーライターとしての話になるが
コピーライティングのスキル(書くスキル)が高い=「稼げる」ではない。

なぜなら、「優れたコピーを書けるスキル」と「コピーライティングの案件を取ること」は
全く別のことだからだ

仕事を取るための営業力や、人脈開拓、交渉など、何か
「仕事を獲得するための行動やスキル」を手に入れなければ、
どれだけコピーライティングを学んでもコピーライターにはなれない

特にこれは勉強熱心な人にありがちな失敗なので注意していただきたい。

28. 適切なコピーはテクニックを不要にする

3つの基本原則のところでも話したが、適切な相手に、適切な内容を
伝えるようにすればテクニックはほとんど要らない。

そのようなコピーを使って、顧客が気にいる商品を提供し続けよう。

それを繰り返していくと、徐々にあなた自身のブランド(信頼性)が高まっていく。

すると、テクニックを全くと言っていいほど使用せずとも
あなたの商品は売れるようになっていく。

「●●さんが売っているものなら間違いないだろう」
「お客さんのことをしっかりと考えてくれているだろう」
「自分が必要としているものをわかってくれているに違いない」

と、顧客がこちらにとって都合の良い理解をしてくれるようになるのだ
(当然、価値の高い商品を提供し続けることが前提)

ちなみにそのような優良顧客が「口コミ」をしてくれるような仕組みを
ビジネスに取り入れることが出来れば、かなり盤石な収益システムが出来る。

優れた(適切)なコピーはテクニックを不要にする。よく覚えておこう。

29. 全てはテストである

結果に一喜一憂していてはいけない。
全ては「最高の結果を出すための過程」だと考えよう。

そこで大事なのが「データを取って分析すること」だ
ポイントとしては失敗したときと成功したとき両方を分析すること。

そうすることで、目の前の結果を冷静に受け止め、より良い結果を出すための
具体策を考えられるようになる。

そのためにも、常に
「このようなことを試みた」→「このような結果になった」
というデータを必ず取るようにしよう。

分析する際、蓄積したデータはグラフなどに表して可視化することが1つのコツ。

30. コピーライティングはあくまで手段である

すでにお話したとおり、コピーライティングはあくまで
「ビジネスの売り上げを伸ばすための」手段である

例えば、すべてをコピー(文章)で解決しようとしたら骨が折れる問題でも
動画を活用すればすんなり解決するかもしれない。

「自分は文章を書く人間だ」というセルフイメージを持っていたらここに気づけない。
そうならないためにも、ビジネス全体を多角的に見渡す視野を持つ必要がある。

目的(売り上げをあげる)のために手段を適切に選択する意識を持とう。

31. 「書くこと」以外に上達の道はなし

 

「コピーライティング上達の秘訣は…?」

会った人に必ず聞かれるこの質問。答えは至ってシンプル。
それは書くことだ。

人は「1万時間」を費やすとその道の一流になれると言われている。

これは毎日8時間だとしても3年以上ということになる。
1日4時間だと当然、その倍は時間が掛かる。
(石の上にも三年というのはどうやら的を得ているらしい)

つまり、コピーライティングに限らず「上達」には時間が必要なのだ

そして他人のフィードバックをもらうこと。ひとりよがりにならないために。

出来れば、客観的なアドバイスをもらえる、自分に足りない部分を
見つけていけるような環境を整えよう。

そしてまた書き続けること。これ以外に近道は存在しない。
だからこそこのスキルを身に付けたら心強い武器になる。

32. 最後に…知った気にならない

これらはコピーライティングというものを語る上で
絶対に外せないと思った「基本」であり「ルール」になる。

基本というとある程度勉強したら無縁になると思われがちだが
成果に結びつけるためにはどれも軽視出来ないものばかりだ

おそらく、コピーライティングを勉強したことがあるのなら
今回の記事を見て「知ってることばかりだ」と感じたかもしれない。

だが、それを実際に「やっているか?」「できているか?」と聞かれたらどうだろう

「知っている」と「やっている」には大きな違いがあり
「やっている」と「できている」にも大きな隔たりがある。

ぜひ、「知った」気にならずに自身のスキルや知恵として昇華して欲しい。

もちろん、いきなり全てが出来るようになる必要はない。
1つずつでいいから自分にテーマを課して、着実に使いこなせるようにしていこう。

 


今日までに300件以上の案件を受注し、
コピーから発生した売上は20億円。
その秘密をお伝えします。

 

 
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